保定装置と保定期間について
保定期間とは、矯正治療が終わった後、そのままにしておくと歯の位置が後戻りすることがあります。後戻りを防ぐために定期的な通院により、歯並びを経過観察しなければなりません。その期間を保定期間といいます。保定期間には、保定装置(リテーナー)を装着することにより後戻りを防ぐのです。
せっかく治療を終え、美しい歯並びを手に入れたのに、歯並びが後戻りしたのでは堪りません。保定期間を設定し、しっかりと保定装置でのケアを行う必要があるのです。一般的に、保定期間は2年とされていますが、矯正後の美しい歯並びを保つためには、保定期間が終わった後も保定装置を装着するほうが、美しい歯並びを維持しやすいといえます。
矯正後も虫歯や歯周病の予防などの口腔ケアを継続することがポイントです
矯正により手に入れた美しい歯並びをいつまでも保つためには、まず、ご自身でできる食後の歯磨きを欠かさないなど十分なセルフケアを行ってください。また、美しい歯を維持するためには、虫歯や歯周病の予防が大切なので、セルフケアだけではなく定期的に歯科医院において積極的に健診を受けるように心がけてください。
当クリニックでは、矯正治療はもちろんのこと、虫歯や歯周病の一般歯科治療も併設しています。また、噛み合わせ・顎関節症・インプラントなどの最新治療も行っているので、総合歯科医院としてのトータルな治療を行うことができます。歯に関するお悩みについて総合的にケアさせていただくことを目標にしています。歯に対する患者さまの生涯パートナーとしての役割の達成を心がけています。
当クリニックでは口腔内トータルケアを行います
- 矯正治療が終わっても、必要があれば被せ物や詰め物のやり直しを行います。
- 虫歯や歯周病などの一般歯科治療を行います。
- 咬み合わせや顎関節症の治療は、「食」を通じた将来の健康のためにも大切です。
- 「美」に着目したホワイトニングなどの審美歯科治療も行います。
噛み合わせのコントロールが重要です
矯正治療には、噛み合わせの良し悪しが大きく影響します。噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりの習慣がある方は注意が必要です。噛み合わせが悪い場合には、定期的に歯科医院で噛み合わせのチェックや骨に対する固定度のチェックを行う必要があります。