矯正開始から終了まで

インビザライン矯正についての不安や疑問をご確認ください

初診相談により、患者さまのご不安やご質問を解消します。さらに、ご要望に応じて患者さまの歯並びについてのご意向に沿ったご提案をいたします。診察の際には、必要があれば矯正担当医によるレントゲン撮影も行います。初診相談においては、現在の歯の状態や歯並びの問題点を確認し、治療方針・治療期間・治療費用などについてもわかりやすくご説明します。初診相談を受けていただいても、矯正治療を受けなければならないわけではありません。納得していただくまで治療は行いません。後で、わからないことが出てくれば、いつでもお問い合わせによりご確認ください。

初診相談の時間は60分程度です。

インビザライン矯正治療計画を作成するために精密検査を行います

精密検査では、インビザライン矯正治療計画を作成するために、口腔内検査（虫歯や歯周病の有無・歯並び・咬み合わせ・顎の状態の診断）を行います。また、頭部X線規格写真（セファロ）の撮影・口腔内写真撮影・顔貌写真撮影・歯の型取りなども検査します。矯正担当医が精密検査の内容から、インビザライン矯正治療計画を作成するのです

精密検査の時間は60分程度です。

シリコン印象材を使用して精密な歯並びの型取りを行います

マウスピース（アライナー)作成用の精密な歯並びの型取りをシリコン印象材を使用して作成します。製造元である米国のアライン・テクノロジー社に、作成されたアライナー作成用の歯型を、インビザライン矯正治療計画・レントゲン写真・口腔内写真などと共に国際宅急便で送ります。

歯並びの型取りの時間は60分程度です。

3D映像で矯正開始から完了までの歯の移動をご確認いただけます

アライン・テクノロジー社では、レントゲン写真・口腔内写真・歯並びをスキャンし、歯並びの状態を3Dデジタル化します。3Dデジタルデータや矯正担当医によるインビザライン矯正治療計画を元に、アライン・テクノロジー社のソフトウェアにより、矯正前の歯並びから矯正後の歯並びにいたるまでの歯の移動の映像である3D映像シミュレーション（クリンチェック）を作成するのです。矯正担当医は、最適なマウスピースの形状や数を確定し詳細なインビザライン矯正治療計画を作成するために、インターネットで送られてきた歯の移動シミュレーション（クリンチェック）を確認し、アライン・テクノロジー社に必要な変更を指示します。数回のやり取りにより、個々の患者さまに応じたマウスピースによるインビザライン矯正治療計画が作成できるのです。

クリンチェックの作成は精密検査から2週間程度です。

治療計画の仕上がりは患者さまが納得できるものです

矯正開始から完了まで、歯の移動シミュレーション（クリンチェック）を患者さまにご覧いただきながら、矯正担当医が精密検査の診断結果・インビザライン矯正治療計画を詳しくご説明いたします。患者さまが納得できる歯の移動シミュレーション（クリンチェック）による矯正治療計画を作成するため繰り返し検討いたします。

3週間くらいでマウスピース（アライナー）が届きます

最終的な矯正治療計画が決定すると患者さまの同意を得てマウスピース（アライナー）を発注します。矯正前の歯並びから矯正後の歯並びまでの一連のマウスピース（アライナー）が作成されるのです。

当クリニックは一般歯科治療にも対応します

必要に応じて、アライナーが届くまでの期間に抜歯・虫歯・歯周病などの治療を行う場合があります。一般歯科治療を行っていない矯正専門医院では、抜歯・虫歯・歯周病などの一般歯科治療が必要な場合、矯正治療を行う前に他院へ通院しなければなりません。当院では矯正治療と一般歯科治療を併設しているので、患者さまに一般歯科治療のため他院へ足を運んでいただくようなご不便をおかけしません。

アライナーは1日20時間以上装着する必要があります

スタッフにより、装着方法・お手入れ方法・注意事項などの説明を行い、実際にアライナーの着脱の練習を行った後、最初のアライナーを装着します。患者さま自身で、2週間ごとに新しいアライナーへの取り替えを行っていただきます。アライナーの装着時間は1日20時間です。次回ご来院いただくまでに使用するアライナーをお渡しします。

アライナーの装着開始の時間は60分程度です。

矯正担当医が1.5～3ヶ月ごとに状況確認を行います

1.5～3ヶ月ごとにご来院いただき、歯の動き・アライナーの使用状況・口腔内の状態などを確認します。アタッチメントの装着・ディスキングなど補助的な装置の使用・治療などを必要に応じて行います。

個人差はありますが、アライナーの一般的な装着期間は1～2.5年程度です。

ほとんどのケースでリファイメントが必要になります

アライナーを全て装着し終えると、最終的な歯並びや噛み合わせなどのチェックを行います。一般的に、リファイメント（追加矯正）という、実際の歯の動きと治療計画との誤差を調整する必要があります。再度、歯並びの型取りを行いリファイメント用のアライナーを作成し装着するのです。

個人差はありますが、リファイメント期間は一般的に6ヵ月～1年程度です。

後戻りを防ぐ期間が重要です

矯正した歯並びが後戻りすることがあります。保定期間とは、後戻りすることを防ぐために、歯並びが安定するまでのあいだ保定装置（リテーナー）を装着する期間です。後戻りがないか、虫歯や歯周病になっていないかの確認のため、保定期間中は約3ヶ月ごとにご来院いただきます。保定期間後も、歯並びを保つために保定装置を装着されることをお勧めします。