コラム

クリンチェック

最先端のCTスキャン技術により歯型の印象から高精度の模型をコンピューター上に具現化することができます。クリンチェックと呼ばれるシミュレーションソフトによりコンピューター画像上で歯の移動シミュレーションを詳細に見ながら治療開始から完了までの治療計画の検討と立案をします。まずPVSまたは光学印象で型取りをして、そのデータをアメリカのアラインテクノロジー社に送るとアラインテクノロジー社でデータをもとにシュミレーションを作成します。

アライナー

透明なプラスチックで出来たマウスピース型の矯正装置です。自分で取り外し可能ですので衛生的です、透明なのでほとんど目立ちません。2週間ずつで新しいアライナーと交換します。１つのマウスピースで、0.3mmづつ歯が移動するように設計がなされております。使用するマウスピースの数は、ケースに よりことなりますが１人あたり、２０～６０個の範囲です。

アタッチメント

インビザライン治療時に歯の移動を促すための補助装置です。歯をどのように移動させるかによってアタッチメントのサイズや形状を選択します。歯とほぼ同色の樹脂(厚さ1mm程度の白いレジン）を歯の表面に装着してマウスピースが歯に加える力を調整します。凹凸を増やすことで歯の動きをより正確にします。ワイヤー矯正と違いレジン素材なので見た目が気になりません。またワイヤー矯正で使用していた装置に比べて舌や粘膜を傷つけることはありません。治療終了時にはずします。

IPR

スライミングやディスキングとも呼ばれ、歯の側面の部分を少し削ることをいいます。 歯の形態を整えたり、歯を並べるスペースを確保するために行います。1本の歯の両側を合わせ、0.2mm〜0.5mmを限度にIPRを行うことがあります。過去の研究結果よりIPRが原因で歯が悪くなったり、むし歯になるという報告はありません。むしろ、IPRされた歯面のほうが再石灰化を引き起こし、むし歯に対して強くなるという報告もあります。

リファインメント

インビザラインでの治療を終了した際に、部分的に多少のずれがある場合に最後の微調整としての治療です。必要に応じて数回行う場合があります。

～まとめ～

上記がインビザラインによるマウスピース矯正治療をする上で出てくる専門用語の一部です。かならず聞いたり見たりするものですので治療を開始する前にあらかじめ治療の流れやおおまかな内容を知っておくと、治療方針について歯科医師と意思の疎通が取りやすかったり、自分の要望を伝えやすくなると思います。

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